チャパラ湖(読み)ちゃぱらこ(英語表記)Lago de Chapala

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャパラ湖」の意味・わかりやすい解説

チャパラ湖
ちゃぱらこ
Lago de Chapala

メキシコ中部、ハリスコ州東部にあるメキシコ最大の湖。面積1686平方キロメートル、周囲280キロメートル、深さ10.8メートル。標高1500メートル。盆地性の地域火山によりせき止められて形成した湖で、サンティアゴ川が流出してカリフォルニア湾に注ぐ。この湖に注ぐレルマ川はメヒコ州のトルカ周辺に発し、数々のダムをつくり、ミチョアカン、グアナフアト両州の穀倉地帯を潤している。

[高木秀樹]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャパラ湖」の意味・わかりやすい解説

チャパラ湖
チャパラこ
Lago de Chapala

メキシコ中部西寄りにある湖。グアダラハラの南約 50km,メキシコ高原南西端部の標高約 1800mの地にあり,ミチョアカン州北西部からハリスコ州にかけて東西に細長く延びる。メキシコ最大の湖で,面積 1080km2。東部にレルマ川が流入し,北東隅からサンチアゴ川が流出する。風光明美で,快適な気候に恵まれ,魚釣りなどが楽しめるため,大衆的な観光保養地となっている。

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