[生]1815.4.25. リスボン [没]1890.12.9. ドーバー イギリスの神学者。オックスフォード大学卒業。 1838年オリエル学寮の評議員に選出され,J.ニューマンと知合い,オックスフォード運動を起した。ニューマンらは,イギリス国教会のカトリックとプロテスタントの中道 via mediaという考えにあきたらずカトリックに改宗したが,チャーチは中道説を信奉。ウォットリー教区牧師をつとめたあと,71年聖ポール聖堂司祭長に任命された。主著『ダンテ論,その他』 Dante and other Essays (1888) ,『オックスフォード運動』 The Oxford Movement (91) 。