チュートリアル

デジタル大辞泉 「チュートリアル」の意味・読み・例文・類語

チュートリアル(tutorial)

個別指導個人教授の意。「テュートリアル」とも》コンピューターなどのハードやソフトの使い方教材書籍ほかビデオやソフト化されたものもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大学事典 「チュートリアル」の解説

チュートリアル

一人もしくは少人数の学生に対し,チューター(tutor,tutorial fellow)と呼ばれる教師が行う,独立思考の訓練に指向した個別指導。スーパービジョンともいう。オックスフォード大学ケンブリッジ大学カレッジ(イギリス)において,創設間もない頃から年長のフェローが若い者の勉強をみたり,生活上の指導を行っていたことは,マートン・カレッジの初期の規約等から明らかだが,中世大学の教育の中心は大学の教師が行う講義討論であった。オックスフォード大学のニュー・カレッジの創設者,ウィカムのウィリアム(William of Wykeham,1324-1404)は,若い学生に指導を行うシニア・メンバーに特別の俸給を支払うことを規約に定めた。このニュー・カレッジの方式は2大学で急速に広まり,多くのカレッジはフェローの中からチューターを選任し,学生の勉学だけでなく,大学生活の指導全般にあたらせた。寮内での規律ある学業生活はエリート養成の場として為政者の信頼を得,新たな寄付や自費生をひきつけるようになった。慈善施設であった学寮は大学教育の中心となり,イングランドに特徴的な学寮制大学として発展を遂げた。
著者: 中村勝美

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

IT用語がわかる辞典 「チュートリアル」の解説

チュートリアル【tutorial】

ハードウェアソフトウェアに付属する、使用方法を解説した教材。印刷物のほか、ソフトウェアに収録されているものやウェブサイト上に公開されるものもある。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「チュートリアル」の解説

チュートリアル

本来は個別指導、家庭教師、指導書などを意味する言葉で、パソコンの場合、特定のソフトやハードを初めて使う人向けに、機能や使い方の概要を教える機能を指します。操作手順がアニメーション表示されたり、利用者が実際のソフトと同じ操作を画面上で練習できるなどの機能があります。

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「チュートリアル」の解説

チュートリアル

ハードウェアやソフトウェアの使い方を習得するための教材のこと。かつては、印刷物によるものが主だったが、最近ではソフトウェアのチュートリアルも多い。解説を読まなくても、画像を多用したわかりやすい解説に従って、使い方を簡単に覚えられる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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