ソフトウェア(読み)そふとうぇあ(英語表記)software

翻訳|software

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ソフトウェア」の意味・わかりやすい解説

ソフトウェア
そふとうぇあ
software

コンピュータプログラムデータ総称

 入出力装置を直接制御するプログラムと、オペレーティングシステムコンパイラなどプログラム作成に必要なプログラムを、基本ソフトウェアとかシステムソフトウェアという。基本ソフトウェアを利用して事務計算や技術計算など実際に問題を解くためのプログラムを応用ソフトウェアという。ROMロム)に書き込まれて変更できないプログラムは、ファームウェアとよばれ、ハードウェアとソフトウェアの中間的存在と位置づけられている。

[大野義夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ソフトウェア」の解説

ソフトウェア

コンピューターを動作させるためのプログラムや命令を記述したデータのまとまり。単にソフトとも呼ぶ。プログラミング言語で記述したものをコンピューターの言葉に変換(コンパイル)したものや、スクリプト言語で記述したスクリプトなどを指す。一般的なコンピューターでは、コンピューターの基本的な制御を担当するOS(基本ソフト)と、実際の作業の処理を担当するアプリケーション応用ソフト)に分かれている。ソフトウェアが目で見えないものを指すのに対し、コンピューター本体、ディスプレープリンターキーボードなど、目に見えるものをハードウェアという。市販のゲームや音楽CD、DVDタイトルなどもソフトと呼ばれる。ソフトウェアは、著作権によって保護されており、明示的に許可されていない限り、無断でコピーや配布をしてはならない。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

IT用語がわかる辞典 「ソフトウェア」の解説

ソフトウェア【software】

コンピューターを動作させる手順や命令を記述したデータのまとまり。オペレーティングシステムアプリケーションソフトに大別できる。⇔ハードウェア ◇略して「ソフト」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

知恵蔵 「ソフトウェア」の解説

ソフトウエア

ハードウエア」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

会計用語キーワード辞典 「ソフトウェア」の解説

ソフトウェア

ソフトウェアは、コンピューターを機能させるためのプログラムですが制作目的によって、会計処理が異なります。1.研究目的:研究開発費2.販売目的:受注制作→制作段階は、仕掛品。販売時点で販売原価へ。         市場販売目的→完成するまでは、研究開発費。その後は無形固定資産(3年以内に償却)。3.自社利用目的:ソフトウェア勘定に集計し、原則5年以内に償却。

出典 (株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」会計用語キーワード辞典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android