南極、サウス・シェトランド諸島中の火山島。南緯62度57分、西経60度38分にあり、直径約15キロメートルの馬蹄(ばてい)形を示し、中央部にカルデラ陥没で生じた深い湾がある。海岸の各所に噴気孔や温泉がある。1820年ごろに発見され、捕鯨基地として利用された。1829年に、イギリスがここで初めて重力測定を行った。1944年にイギリスが基地を設け、その後アルゼンチンとチリも基地を設けたが、領土権益が絡み、三国は微妙な関係にあった。これらの基地は1967年12月4日に起こった噴火のため崩壊したが、隊員は補給船に収容された。近年では南極観光船が湾内に寄港することがある。
[楠 宏]
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...