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とかや トカヤ

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デジタル大辞泉の解説

と‐か‐や

[連語]《格助詞「と」+係助詞「か」+間投助詞「や」》
他から伝え聞くなど、不確かであることを表す。
㋐文中用法。…とかいう物・事・人・所の意を表す。
「一言芳談―名づけたる草子を見侍りしに」〈徒然・九八〉
㋑文末用法。…とかいうことだ。
「近き世にぼろんじ、梵字、漢字など云ひける者、その始めなりける―」〈徒然・一一五〉
断定を避け、詠嘆の意を添える。
「逆縁(=通リスガリノ縁)ながら弔(と)ふ―」〈謡・笠卒都婆〉

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大辞林 第三版の解説

とかや

( 連語 )
〔格助詞「と」に係助詞「か」が付き、それに間投助詞「や」が付いたもの〕
文中または文末にあって、不確かな伝聞を表す。 「例のひとりごち給ふ-/源氏 蜻蛉」 「資季大納言入道-聞えける人/徒然 135
文中にあって、…とかいう人・物・所・事などの意を表す。 「人ごとに湊河-の下にて討たれしとはいへども/平家 9」 「なにがしの大納言-は、数ならぬ身はえ聞き候はずと答へられけり/徒然 107
文末にあって、断定を避け、軽い詠嘆の気持ちを添える。 「天の羽衣風に和し、雨に潤ふ花の袖、一曲を奏かなで、舞ふ-/謡曲・羽衣」

出典|三省堂
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