トロードス

百科事典マイペディア 「トロードス」の意味・わかりやすい解説

トロードス

キプロス島,トロードス山(1951m)を中心とする山間地方。11−13世紀の西ヨーロッパによる聖地回復運動にともない,キプロスは十字軍の本拠地として栄えた。その繁栄を背景に建造された教会が9つ散在する。教会には十字軍をはじめ当時の歴史に題材をとった多様なフレスコ画が残っており,ビザンティン絵画の傑作といわれている。これら壁画教会群は1985年,世界文化遺産に登録。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トロードス」の意味・わかりやすい解説

トロードス
Troödos

キプロス島中央部から南部にかけて延びるトロードス山脈を中心とする一帯。山麓のブドウ畑では,キプロスワインの原料となる良質のブドウを産する。ブドウ畑や峡谷に点在するギリシア正教の九つの聖堂 (11~16世紀) は,質素なつくりの外観に反し,内部の壁はビザンチン様式のフレスコ画で飾られ,その芸術性はきわめて高く,1985年世界遺産の文化遺産に登録された。

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