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ないで ナイデ

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デジタル大辞泉の解説

ない‐で

[連語]
打消しの意を含んで下に続く意を表す。「仕事もしないでぶらぶらしている」
「逆上(のぼせ)―至極よいお薬でございます」〈滑・浮世風呂・二〉
(「ないでください」「ないでほしい」などの形で)打消しの希望、婉曲な禁止を表す。「この中へは、入らないでください」「勝手に使わないでほしい」
(「ないでいい」などの形で)ある動作をしないことを許可・認容する意を表す。「君は忙しいから出かけないでいい」→なくて
[補説]「ないで」については、打消しの助動詞「ない」に、助詞「で」、あるいは断定の助動詞「だ」の連用形「で」が付いて成ったとする説などがあり、いまだ定説をみない。また、「ないで」全体を接続助詞などとする扱いもある。2は、「お母さん、もうどこにも行かないで」のように文末に用いられることもある。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ないで

( 連語 )
〔近世初期から関東方言に用いられ、江戸語以降広く用いられるようになった。江戸語でのくだけた言い方では「ねえで」となる〕
動詞および動詞型活用の助動詞の未然形に接続する。
打ち消しの意味で下に続ける。 「勉強もし-、遊んでばかりいる」 「他ひとの気も知らねえで、まことに憎いよ/人情本・辰巳園
「ないでは」「ないでも」の形で、打ち消しの条件を表す。「なければ」「なくても」の意。 「こっぴどい目にあわさ-はおかないぞ」 「傘を持って行か-も大丈夫だろう」
文末にあって、婉曲的に禁止の意を表す。 「もうどこにも行か-」 「やたらにお金を持ち出さ-ね」
「いい」「くれ」「ほしい」などの補助動詞・補助形容詞を後ろに伴って用いられる。 「今日は出かけ-くれ」 「もうそんな所へは行か-ほしい」 〔 (1) この語の成立については、打ち消しの助動詞「ない」に接続助詞「で」、あるいは断定の助動詞「だ」の連用形「で」の付いたもの、打ち消しの助動詞「ない」と打ち消しの接続助詞「いで」とが交錯してできたものなど、諸説があって、まだ確定していない。 (2) この語を一語とみて、打ち消しの助動詞「ない」の連用形とするもの、接続助詞とするもの、などの説もある〕

出典|三省堂
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