現代外国人名録2016 「ニコライモロゾフ」の解説
ニコライ モロゾフ
Nikolai Morozov
- 職業・肩書
- フィギュアスケート指導者
- 生年月日
- 1975年12月17日
- 出生地
- ソ連ロシア共和国モスクワ(ロシア)
- 経歴
- 5歳からスケートを始め、当初はシングルのスケーターだったが、17歳の時にアイスダンスに転向。アゼルバイジャンやベラルーシの代表として、1994年世界選手権、’98年長野五輪に出場した。長野五輪16位を最後に現役を引退し、翌’99年からフィギュアスケートの名コーチとして名高いタチアナ・タラソワ(ロシア)のアシスタントとなり、指導者・振付師の道に進む。ソルトレーク五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン(ロシア)の歴史に残るプログラムを構成したことで評価を確立し、2004年独立。トリノ五輪直前の2005年12月荒川静香のコーチとなり、2006年2月のトリノ五輪で荒川に日本人初の金メダルをもたらして一躍世界の注目を集めた。2006〜2007年シーズンより安藤美姫の振付師兼コーチとなり、米国で指導。2007年3月安藤は世界選手権で初の金メダルを獲った。他に2008年世界選手権で日本男子初の銀メダルを獲得した高橋大輔、キミー・マイズナー(米国)らの振り付けを担当。同年5月高橋との契約を解除し、高橋のライバル・織田信成と契約。2011年安藤が2度目の世界女王に。実際にリンクの上で滑って指導する。著書に「キス・アンド・クライ」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報