バンバリ(読み)ばんばり(その他表記)Bambari

デジタル大辞泉 「バンバリ」の意味・読み・例文・類語

バンバリ(Bambari)

中央アフリカ共和国中南部の都市。ワカ川沿いに位置する。交通要地で、綿花天然ゴムなどの集散地織物業が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バンバリ」の意味・わかりやすい解説

バンバリ
ばんばり
Bambari

アフリカ中部、中央アフリカ共和国中部の都市。首都バンギから北東約400キロメートルの内陸に位置し、この地方の交通の要地となっている。東は国境の町バンガスを経てコンゴ民主共和国(旧ザイール)のキサンガニに通じ、北はボンゴ山地に通じる。ボンゴ山地は大形獣の狩猟も可能で、バンバリはその観光・狩猟基地ともなっている。

[端 信行

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百科事典マイペディア 「バンバリ」の意味・わかりやすい解説

バンバリ

中央アフリカ共和国の中南部の町。ウバンギ川支流のワカ川に沿う町で,周辺からの道路が集まる交通の要地になっている。綿花,ゴムなどの集散地で,繰綿織物,サイザル麻加工などの工業が行なわれている。人口4万7207人(2005)。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バンバリ」の意味・わかりやすい解説

バンバリ
Bambari

中央アフリカ共和国中南部の町。ウアカ県の行政庁所在地。バンギ北東約 280km,ウアカ川にのぞむ。綿花,ゴムの集散地。国内航空空港がある。人口5万 2100 (1988推計) 。

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