20世紀西洋人名事典 「パウルエルンスト」の解説
パウル エルンスト
Paul Ernst
1866 - 1933
ドイツの作家。
新古典主義の代表的作家で、ハルツ鉱山監督の子として生まれる。学生時代は当時流行した自然主義、社会主義に興味を持つが、1900年のイタリア旅行において、ジョットの絵に接したのを機に、古典に根ざした理想主義である新古典主義を唱えるようになった。主な作品は「カッサンドラ」(’15年)、評論「フォルムへの道」(’06年)、叙事詩「皇帝の書」(’20〜28年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報