ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピルクハイマー」の意味・わかりやすい解説
ピルクハイマー
Pirckheimer(Pirkheimer), Willibald
[没]1530.12.12. ニュルンベルク
ドイツの人文主義者。イタリアのパドバおよびパビアで学問を修め,1496年以来,父祖の都市ニュルンベルクに住みつき,市役員となり,外交使節として活躍した。神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世のスイス戦争 (1499) では,軍を指揮して皇帝を助け,のち『スイス戦争』 Schweizerkriegという著書を残した。そのほか古典の刊行や翻訳もある。反教会的で,最初宗教改革を支持し,J.エックと論争したが,1526年からはこれにも背を向けた。
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