デジタル大辞泉
「ヘリオスタット」の意味・読み・例文・類語
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ヘリオスタット
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Heliostat [英語] heliostat ) 日光を平面反射鏡を使って常に一定の方向に導く装置。太陽鏡。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ヘリオスタット
heliostat
1枚の平面鏡を使って太陽光をつねに極軸方向に送る装置。日周運動をする太陽を追って,平面鏡Mを支えた極軸が1日に1回転の速さでまわり,極軸方向に置かれた観測装置に光を導く(図参照)。太陽像は日周運動で移動するとともに回転するので,観測装置をそれに合わせて回転させなければならない。像は回転するが1枚の平面鏡ですむ利点があるので大型の装置がつくれる。アメリカのキット・ピーク天文台にあるマクマス太陽望遠鏡にこの方式のものが使われている。
→シーロスタット
執筆者:日江井 栄二郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ヘリオスタット
へりおすたっと
heliostat
日周運動する太陽を追尾し、常時、太陽光を極軸方向に導く装置。
[日江井榮二郎]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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百科事典マイペディア
「ヘリオスタット」の意味・わかりやすい解説
ヘリオスタット
1枚の平面鏡を支えた極軸が太陽の日周運動を追って1日1回転の速さで回転し,その光を一定方向に送る装置。シーロスタットより構造は簡単だが,太陽像が時間とともに回転するのが欠点。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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ヘリオスタット
heliostat
日光を反射して一定の方向に送る反射鏡。ヘリオスタットを取付けた大型凹面鏡の焦点でタングステンを溶かすこともできる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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