改訂新版 世界大百科事典 「ベーアホーフマン」の意味・わかりやすい解説 ベーア・ホーフマンRichard Beer-Hofmann生没年:1866-1945 オーストリアの作家。1938年アメリカへ亡命,ニューヨークで死去した。親交のあったホフマンスタール,シュニッツラーと並んでウィーンの印象主義,ユーゲントシュティールを代表する存在。長編小説《ゲオルクの死》(1900)にその傾向が端的に現れており,ストーリーの発展を抑えてもっぱら主人公である〈私〉の気分,夢,回想,内省が様式化された装飾的な言語で語られている。執筆者:石丸 昭二 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by