ぼんち(読み)ボンチ

デジタル大辞泉 「ぼんち」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐ち

関西地方で、男の子を親しんで呼ぶ語。また、若だんな。ぼんぼん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぼんち」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐ち

  1. 〘 名詞 〙 男の子を敬って呼ぶ語。坊ちゃん。ぼんぼん。
    1. [初出の実例]「コレコレ坊稚(ボンチ)」(出典浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)四)
    2. 「大阪の旧家に育ったぼんち」(出典:春琴抄(1933)〈谷崎潤一郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「ぼんち」の解説

ぼんち

1960年公開の日本映画監督脚本市川崑原作山崎豊子脚色和田夏十出演市川雷蔵若尾文子中村玉緒草笛光子越路吹雪山田五十鈴、船越英二ほか。第11回ブルーリボン賞助演女優賞(中村玉緒)受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android