マイロ(英語表記)milo

デジタル大辞泉 「マイロ」の意味・読み・例文・類語

マイロ(milo)

飼料用の穀物。モロコシの一種。黄赤褐色の穀粒で、東アジア産のコーリャン同種

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精選版 日本国語大辞典 「マイロ」の意味・読み・例文・類語

マイロ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] milo ) 飼料用の穀物。白色または黄赤褐色の穀粒。第二次世界大戦前はコーリャンと呼ばれ、満州アフリカから輸入されていたが、現在はほとんど北アメリカ産。

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改訂新版 世界大百科事典 「マイロ」の意味・わかりやすい解説

マイロ
milo

子実を飼料または食用とするために栽培されるイネ科の一年草。モロコシの1系統。中央アフリカで栽培されていたもので,穀実用として優良な系統である。よく分げつし,穂は子実が密に集まってつく卵形密穂型が多い。粒は径5mmほど。モロコシの中では大きいほうで,鮭(さけ)色または乳白色高温干ばつに強い。現在では背丈が1mほどの低い品種が育成され,アメリカを中心に広く栽培されている。おもに子実を配合飼料原料とするもので,日本にはアメリカから大量に輸入されている。
モロコシ
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栄養・生化学辞典 「マイロ」の解説

マイロ

 モロコシの一種で,いわゆるコウリャンをいう.飼料に使われる.

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