マナグア湖(読み)マナグアこ(英語表記)Lago de Managua

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マナグア湖」の意味・わかりやすい解説

マナグア湖
マナグアこ
Lago de Managua

ニカラグア西部にある湖。北西フォンセカ湾から南東ニカラグア湖へ続く地溝帯内にあり,湖面標高 37m,最大水深 20m。面積 1049km2周辺山地から多数の川が流入,南東端からティピタパ川となって流出し,ニカラグア湖へ注ぐ。各種魚類やワニ,淡水産のサメが生息し,漁業が盛ん。南岸に首都マナグアが位置し,北西岸にはモモトンボ火山がそびえる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マナグア湖」の意味・わかりやすい解説

マナグア湖
まなぐあこ
Lago de Managua

ニカラグア中西部にあり、ニカラグア湖に次ぐ同国第二の湖。面積1489平方キロメートル。中央アメリカ脊梁(せきりょう)をなす北・南山系の間の大地溝帯であるニカラグア低地に位置する。南東岸から流出するティピタパ川―ニカラグア湖―サン・フアン川を通じてカリブ海につながる。周辺は同国の代表的な農業地域で、南岸に首都マナグアがある。

[栗原尚子]

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