マルタ騎士団

共同通信ニュース用語解説 「マルタ騎士団」の解説

マルタ騎士団

聖地エルサレムを訪れる巡礼者を守るために創設されたカトリック修道会で、1113年、ローマ教皇から聖ヨハネ騎士団として正式認可された。13世紀末の聖地陥落で、キプロス島、さらにロードス島へ逃れたが、1523年、オスマントルコによって同島も追われた。その後、マルタ島に移り、名称マルタ騎士団となった。1798年に仏ナポレオン軍の侵攻領土を失ったが、1834年にローマ本部を置き、治外法権が認められた。公式ホームページによると、騎士や修道士らで構成するメンバーは計1万3500人を超える。

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