デジタル大辞泉 「マント狒狒」の意味・読み・例文・類語 マント‐ひひ【マント×狒×狒】 オナガザル科の哺乳類。雄は体長約80センチで尾が長く、頭から肩にかけて灰白色の長毛があり、マントを着ているように見える。雌は小形で褐色。顔としりは肉紅色。アラビア・北アフリカの岩地に群れで暮らし、雑食性。[類語]猿・手長猿・山猿・野猿やえん・野猿のざる・旧世界猿・尾長猿・日本猿・狒狒ひひ・新世界猿・尾巻猿・蜘蛛猿 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「マント狒狒」の意味・読み・例文・類語 マント‐ひひ【マント狒狒】 〘 名詞 〙 オナガザル科の哺乳類。体長は雄約六五センチメートル、雌は約五五センチメートル。尾長は体長の半分ほど。成熟した雄の体毛は銀灰色で、肩から背の大部分はマント状の長毛でおおわれる。顔は長く尾の先端はふさ状で、尻だこは桃色を呈する。雌は小さく灰褐色で、長毛を欠く。アラビア・北東アフリカに分布。荒地に群れですみ、果実や昆虫を食べる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例