蜘蛛猿(読み)クモザル

デジタル大辞泉 「蜘蛛猿」の意味・読み・例文・類語

くも‐ざる【蜘蛛猿】

クモザル科の哺乳類樹上で暮らす。親指が退化し、指は4本。尾で枝にぶら下がり、四肢を動かしている姿がクモのように見える。中南米森林にすむ。
[類語]手長猿山猿野猿やえん野猿のざる・旧世界猿・尾長猿日本猿狒狒ひひマント狒狒・新世界猿・尾巻猿

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精選版 日本国語大辞典 「蜘蛛猿」の意味・読み・例文・類語

くも‐ざる【蜘蛛猿】

  1. 〘 名詞 〙 オマキザル科クモザル属の哺乳類の総称体長三五~六〇センチメートル。四肢が細長く尾は体長よりも長い。樹上の運動が巧みで、尾を樹に巻きつけてぶらさがることができる。細長く器用な四肢と尾がクモの脚を思わせ、クモザルと呼ばれる。体色は黒色黄褐色などで種類によって異なる。メキシコ南部から南アメリカの熱帯雨林の樹上にすみ、果実などを食べる。アカクモザル、クロクモザルなど四種がある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蜘蛛猿」の解説

蜘蛛猿 (クモザル)

動物。オマキザル科クモザル属のサルの総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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