日本猿(読み)ニホンザル

デジタル大辞泉 「日本猿」の意味・読み・例文・類語

にほん‐ざる【日本猿】

オナガザル科哺乳類。世界で最も北にすむ猿。日本特産で、青森県下北半島から鹿児島県屋久島まで分布体長約60センチ、尾長約10センチ。毛は長く、顔としりの裸出部は赤色で、秋から冬にかけて赤みが増す。20~80頭くらいの群れをつくり、統率のとれた社会構造を示す。
[類語]手長猿山猿野猿やえん野猿のざる・旧世界猿・尾長猿狒狒ひひマント狒狒・新世界猿・尾巻猿蜘蛛猿

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精選版 日本国語大辞典 「日本猿」の意味・読み・例文・類語

にほん‐ざる【日本猿】

  1. 〘 名詞 〙 オナガサル科の日本特産のサル。体長五〇~六〇センチメートルで、尾はごく短い。体毛は暗褐色の長毛で、顔と尻だこが赤い。頬に食物を納める袋をもつ。本州四国九州に分布。山林に群れをなし、木の実や木の芽、草などを食べる。各地で餌付けされ、大分県の高崎山集団は有名。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「日本猿」の解説

日本猿 (ニホンザル)

学名Macaca fuscata
動物。オナガザル科のサルの一種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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