現代外国人名録2016 「マーカスミラー」の解説
マーカス ミラー
Marcus Miller
- 職業・肩書
- ジャズ・ベース奏者,作曲家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1959年6月14日
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 学歴
- クィーンズ・カレッジ〔1979年〕卒
- 受賞
- グラミー賞(コンテンポラリー・ジャズ・アルバム部門,第44回)〔2001年〕「M2 パワー・アンド・グレイス」
- 経歴
- 10歳の頃リズム&ブルースに取りつかれてミュージシャンを志し、クラリネット、サックス、ベースを習得、13歳の時からリズム&ブルースのセッションベーシストとして活動。のちニューヨークの音楽芸術学校に入学して本格的に音楽を学び、1979年大学卒業後はGRPのスタッフミュージシャンとして一躍人気となる。’81年マイルス・デービスのバンドに抜擢。バンドを離れてからもマイルスの片腕として活躍、「Tu Tu」「シェスタ」「ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン」などマイルスのために作・編曲を手掛ける。傍ら、’83年初のリーダーアルバム「サドンリー」をリリース。’92年ライブ・アンダー・ザ・スカイで来日、アルトサックスの雄、デービッド・サンボーンと8年ぶりに共演。’95年ジャズの偉大な先人たちの声を織り込んだ「テイルズ」を発表。その後、映画音楽や自身のレコード会社設立など活動の幅を広げる。2001年6年ぶりとなるスタジオ録音のアルバム「M2 パワー・アンド・グレイス」を発表、2002年グラミー賞コンテンポラリー・ジャズ・アルバム部門を受賞。2005年アルバム「シルバー・レイン」にエリック・クラプトンが参加したことで話題となる。同年及び2006年東京JAZZ出演のため来日、2007年にも単独で来日公演を行う。他のアルバムに「マーカス・ミラー」「フリー」「アフロディジア」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報