デジタル大辞泉 「みたいだ」の意味・読み・例文・類語
みたいだ[助動]
1 ある事物のようすや内容が他の事物に似ている意を表す。「お寺みたいな建物」
2 例示の意を表す。「君みたいに仕事熱心な社員は少ない」
3 不確かな、または
[補説]「ようだ」の口語的表現。くだけた会話などでは「雨みたい(よ)」のように語幹だけで文末に用いられることもある。
[類語]みたい・みたいです・ようだ・ようです・そうだ・そうです・らしい
( 1 )はじめは①の意味で体言に接続する用法が行なわれていたが、この助動詞の原形である「(を)みたようだ」や「(を)みるようだ」も併用されていた。
( 2 )語幹相当の「みたい」は、単独で、または終助詞「よ」「さ」「ね」などを伴って用いられる。「六〇ちかいみたいよ」など。
( 3 )近年、話しことばで「仁王さまみたく、まっかになって力んでる」のように、連用修飾法として「みたく」が用いられることがある。「みたい」の「い」を形容詞語尾とみて、作り出したものと思われる。
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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