みたいだ(読み)ミタイダ

デジタル大辞泉 「みたいだ」の意味・読み・例文・類語

みたいだ[助動]

[助動][みたいだろ|みたいだっ・みたいで・みたいに|みたいだ|みたいな|みたいなら|○]《連語「みたようだ」の音変化》体言、活用語の連体形に付く。ただし、形容動詞には語幹に付く。
1 ある事物のようすや内容が他の事物に似ている意を表す。「お寺みたいな建物」
2 例示の意を表す。「君みたいに仕事熱心な社員は少ない」
3 不確かな、または婉曲えんきょくな断定の意を表す。「外は雪が降っているみたいだ」→みたいです
[補説]「ようだ」の口語的表現。くだけた会話などでは「雨みたい(よ)」のように語幹だけで文末に用いられることもある。
[類語]みたい・みたいです・ようだ・ようです・そうだ・そうです・らしい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「みたいだ」の意味・読み・例文・類語

みたい‐だ

  1. 〘 助動詞 〙 ( 活用は「みたいだろ・みたいだっ、みたいで、みたいに・みたいだ・みたいな・(みたいなら)」。体言、形容動詞の語幹、および活用語の終止形に付く。比況の助動詞。近世語の「見たようだ」の変化したもの )
  2. ① 性質や状態が他の何かと似ていることを表わす。
    1. [初出の実例]「お前のやうに子供みたいにあどけなくっちゃア困るね」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉一九)
    2. 「牢屋見(ミ)たいだなと」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石〉兄)
  3. ② 例示して強調する意を表わす。
    1. [初出の実例]「家みたいに何にもない世帯も些と希しいですよ」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉三九)
  4. ③ 不確かなまま遠まわしに断定する意を表わす。…ようだ。「昨晩は雨が降ったみたいだ」「隣の家は誰もいないみたいだった」 〔増補改訂新聞語辞典(1936)〕

みたいだの語誌

( 1 )はじめは①の意味で体言に接続する用法が行なわれていたが、この助動詞の原形である「(を)みたようだ」や「(を)みるようだ」も併用されていた。
( 2 )語幹相当の「みたい」は、単独で、または終助詞「よ」「さ」「ね」などを伴って用いられる。「六〇ちかいみたいよ」など。
( 3 )近年、話しことばで「仁王さまみたく、まっかになって力んでる」のように、連用修飾法として「みたく」が用いられることがある。「みたい」の「い」を形容詞語尾とみて、作り出したものと思われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む