ミーエン(英語表記)Arthur Meighen

改訂新版 世界大百科事典 「ミーエン」の意味・わかりやすい解説

ミーエン
Arthur Meighen
生没年:1874-1960

カナダ首相。在職1920-21年,26年。保守党所属ウィニペグで法律を修めたのち,1908年カナダ下院に選出されて政界に入る。R.L.ボーデン内閣の内相としてウィニペグ・ストライキ鎮圧尽力。ボーデンの引退とともに首相となり,21年のイギリス帝国会議で日英同盟終結を勧告した。26年にはキング内閣の辞職組閣をするが,総選挙で敗れ短命内閣に終わった。27年党首をR.B.ベネットに譲り,41年引退。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミーエン」の意味・わかりやすい解説

ミーエン
Meighen, Arthur

[生]1874.6.16. オンタリオ,アンダーソン近郊
[没]1960.8.5. トロント
カナダの政治家。トロント大学数学専攻。のち法学を学び,ウィニペグで弁護士をつとめた。 1908年下院議員。第1次世界大戦中の連立内閣で示した業績により,20年7月首相。首相在任期間 (1920.7.~21.12.,26.7.~26.9.) は短かったが,21年夏のイギリス帝国会議でカナダ・ナショナリズム立場から日英同盟廃棄を主張した。主著"Oversea Addresses" (21) ,"Unrevised and Unrepented" (49) 。

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