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めん類(麵類) めんるい

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世界大百科事典 第2版の解説

めんるい【めん類(麵類)】

うどん,そばなどのように小麦粉,そば粉などをこねて細長い線条に切った食品の総称。中国ではもともと〈麵〉は小麦粉のことで,小麦粉を水その他でこねたものは〈餅(へい)〉と呼ばれた。ヨーロッパパスタペースト,などと呼ぶのが餅に相当する。その餅は加熱のしかたによって,蒸したものを蒸餅(じようへい),焼いたものを焼餅(しようへい),ゆでるのを湯餅(とうへい),油で揚げるのを油餅(ゆへい)といった。この中の湯餅が現在のめん類の祖先で,唐代にはその一種にこね粉を平たく打って刻んだ剪刀麵(せんとうめん)があり,宋代にはそうした刻んだものを切麵(せつめん),略して単に〈麵〉と呼び,蒸餅,焼餅,油餅を総称した〈餅〉と対置されるまでになった。

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世界大百科事典内のめん類(麵類)の言及

【点心】より

…1303年(嘉元1)に鎌倉幕府は円覚寺の僧に,点心は1種を超えてはならないことを命じており,寺院における食制の変化と点心の慣習化を裏書きしている。《異制庭訓往来》をはじめ各種の古往来は南北朝から室町時代へかけての撰述とされるが,そこには点心として各種の〈羹(かん)〉〈麵(めん)類〉〈粥〉〈饅頭(まんじゆう)〉などが列挙されている。また,狂言《饅頭》ではまんじゅう売をして田舎大名に〈まんぢう共申,てんぢんとも申し,上つ方の御衆も参るものでござる〉といわせており,これらのことは点心という語の大衆化の度合を示すと同時に,点心の代表的食物として〈饅頭〉が挙げられているのは興味深い。…

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