デジタル大辞泉 「モラトゥワ」の意味・読み・例文・類語 モラトゥワ(Moratuwa) スリランカ南西部の都市。コロンボの南郊に位置し、インド洋およびボルゴダ湖に面する。英国統治時代にココヤシのプランテーションがつくられ、現在は工業地帯となっている。南アジア有数の工科大学がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「モラトゥワ」の意味・わかりやすい解説 モラトゥワMoratuwa スリランカの西海岸,首都コロンボの南方約20kmに位置する島内第3の都市。人口17万7190(2001)。スリランカ唯一の工業大学が存在し,工業開発公社が置かれ,各種の工業試験場や職業訓練施設も立地していて,南部工業地帯の中心地となっている。その一方,首都の衛星都市として,通勤人口も多い。イギリス植民地時代からプランテーション関連産業を手がかりに民族ブルジョアジー層が成立し,多くの企業家を生み出している。執筆者:中村 尚司 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モラトゥワ」の意味・わかりやすい解説 モラトゥワMoratuwa スリランカ南西部,インド洋にのぞむ商工業都市。コロンボ南方約 16kmに位置。かつては家具,木彫工芸品,ココナッツ,香料などの産地であったが,現在はこれに加え,ゴム製品,タイヤ,蓄電池などの工場が立地し,コロンボ南部の工業地帯の一部を形成。漁業も盛んで,米,ココナッツなど農産物集散の中心地でもある。人口 17万 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「モラトゥワ」の意味・わかりやすい解説 モラトゥワもらとぅわMoratuwa スリランカ南西部の都市。コロンボの南方16キロメートル、インド洋に臨む。人口17万7190(2001)。ゴム製品、タイヤ、蓄電池などの工場があり、同国南部工業地帯の一部となっている。イギリス領時代からココヤシ農園など、プランテーション関連産業の商工業者が多い。[吉野正敏] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by