チェコ、ボヘミア地方北部の都市。リベレツの東方に接し、ルジツカー・ニサ(ドイツ語名ナイセ)川支流のビーラー・ニサ川に臨む。人口4万5653(2001)。16世紀中ごろドイツ人の東方植民によりもたらされたガラス技術によって、17世紀後半から発展し始め、19世紀後半にはガラス製品を世界中に輸出し繁栄した。第二次世界大戦後、住民の大多数を占めていたドイツ系住民が追放されたが、移住してきたチェコ系住民によりガラス工業の伝統が受け継がれ、現在もボヘミア・ガラス、イミテーション・ジュエリー(人造宝石)、宝石の加工・製造の中心地であり、これらの製品の博物館がある。イミテーション・ジュエリーの国際展示会の会場でもある。17世紀末初期バロック様式の聖アン教会、19世紀ゼツェッション(分離派)様式の建造物がある。
[中田瑞穂]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新