ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤング・レポート」の意味・わかりやすい解説 ヤング・レポートYoung Report 1985年に発表された,産業の競争力に関するアメリカの大統領経済諮問委員会 (CEA) の報告書のこと。正式名は"Global Competition-New Reality"であるが,委員長が J.ヤング (ヒューレット・パッカード社社長) であったことからヤング・レポートと称している。報告書は,アメリカ産業の競争力の強化策として新技術開発,生産資本の供給増加,労働力の質の向上,および貿易の国家優先事業化を提案している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
産学連携キーワード辞典 「ヤング・レポート」の解説 ヤングレポート 「ヤングレポート」とは、アメリカのレーガン政権下の1985年に産業競争力委員会により提出された米国の産業競争力に関する提言報告書のこと。「ヤングレポート」によると米国の産業力の低下は製造業の競争力の低下にあるとされ、それらを改善するために「新しい技術の創造と実用化そして保護」、「資本コストの低減」、「人的資源の開発」、「通商政策の重視」が必要と提言されている。 出典 (株)アヴィス産学連携キーワード辞典について 情報 Sponserd by