南アフリカ共和国東部、クワズールー・ナタール州(旧ナタール州)中西部の都市。ドラケンスベルク山脈の北東麓(ろく)、トゥゲラ川の支流クリップ川沿岸に位置する。人口8万9087(1996)。ダーバンの北西254キロメートルに位置し、クワズールー・ナタール州北部、自由州(旧オレンジ自由国州)、ハウテン州(旧トランスバール州)への鉄道の重要な分岐点である。周辺で産するトウモロコシなどの集散地で、その加工業が盛んである。地名は後のケープ総督H・スミスの妻にちなむ。第二次ブーア戦争中、一時ブーア軍に占領され激戦地となった。
[林 晃史]
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