ポルトガルの首都リスボン近郊のリゾートとして知られるカスカイス(Cascais)北にある、ユーラシア大陸最西端の岬。北緯38度47分、西経9度30分。岬は広々とした草原の西端にあり、高さ140mの断崖の下には大西洋の波が打ち寄せている。この岬には、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩「ウズルジアダス」の一節の「ここに陸終わり、海始まる」(Onde a terra acaba e o mar começa)を刻んだ碑が建っている。観光案内所で「ユーラシア大陸最西端到達証明書」を発行してもらえる(有料)。リスボンの隣のシントラ(Sintra)やカスカイスから岬行きのバスが運行している。