ロジャームーア(その他表記)Roger Moore

現代外国人名録2016 「ロジャームーア」の解説

ロジャー ムーア
Roger Moore

職業・肩書
俳優 国連児童基金(ユニセフ)親善大使

国籍
英国

生年月日
1927年10月14日

出生地
ロンドン

学歴
ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アート(RADA)卒

勲章褒章
CBE勲章〔1999年〕, フランス芸術文化勲章コマンドール章〔2008年〕

受賞
ダグ・ハマーショルド賞(ユニセフ)〔2007年〕

経歴
ソーホーのアニメ会社でトレーサーとして働く。のち「シーザークレオパトラ」にエキストラ出演したのが映画監督に目にとまり、ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アート(RADA)に入学。ケンブリッジの舞台に立つ。1953年渡米MGMの契約俳優となる。「雨の朝パリに死す」(’54年)などに出演。その後、テレビシリーズ「アラスカ人」(’59〜60年)、「マーベリック」(’60〜62年)、「セイント天国野郎」(’62〜69年)などに出演し、人気を得る。’73年映画「007/死ぬのは奴らだ」で3代目ジェームス・ボンド役に抜擢、以後’85年の「007/美しき獲物たち」まで7作に出演。’96年「ザ・セント・アンド・ザ・パースエイダーズ」に出演、20年ぶりにテレビドラマに復帰する。他の映画出演作に「大逆転」(’69年)、「ロジャー・ムーア/冒険野郎」(’76年)、「ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ」(’83年)、「クエスト」(’96年)など。また’91年より国連児童基金(ユニセフ)親善大使としても活動し、2000年アフリカで小児マヒ撲滅キャンペーンを行う。サー(Sir)の称号を持つ。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini 「ロジャームーア」の解説

ロジャー・ムーア

俳優。1927年10月14日、イギリス・ロンドン生まれ。40年代からエキストラとして映画に出演し、第2次世界大戦に従軍、除隊後の53年に渡米してMGM映画と契約した。62年からテレビシリーズ「セイント/天国野郎」で主演を務め人気を博す。73年には「007/死ぬのは奴らだ」でショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビーに続く3代目ジェームズ・ボンド役となった。以降、85年の「007/美しき獲物たち」まで歴代最多となる7作品に連続出演した。また、80年代から国連児童基金(ユニセフ)の活動に積極的に参加し、99年からはユニセフ親善大使を務めた。2003年、エリザベス女王からナイトの称号を受ける。07年に国連から名誉人道賞を授与され、同年には米国ハリウッドの殿堂入りを果たした。17年5月23日、がんにより死去した。享年89。

(2017-5-25)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

20世紀西洋人名事典 「ロジャームーア」の解説

ロジャー ムーア
Roger Moore


1928.10.14 -
俳優。
サウス・ロンドンのストックウェル生まれ。
警官の息子として生まれ、数々の職業を転々とする。1950年代初期に歌手ドロシー・スクイアーズと知り合い、彼女と共に渡米し、テレビに出演するようになる。映画には端役を経て、’54年の「雨の朝巴里に死す」で大役を得た以後は順調に役を得る。’61〜68年にはテレビ・シリーズ「セイント」で人気を獲得、’73年「007/死ぬのは奴らだ」で3代目ジェームズ・ボンド役に選ばれ、同シリーズ7作に出演。私生活では3度の結婚歴があり、子供が3人いる。作品は他に「ピンクパンサー5」(’81年)、「007/美しき獲物たち」(’85年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ロジャームーア」の解説

ロジャー ムーア

生年月日:1928年10月14日
イギリスの俳優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android