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国連児童基金 こくれんじどうききん United Nations Children's Fund

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国連児童基金
こくれんじどうききん
United Nations Children's Fund

略称 UNICEF主として発展途上国や災害地の児童の保健,教育,福祉などのために援助する国連の機関。 1946年 12月,国連総会決議によって国連国際児童緊急基金 United Nations International Children's Emergency Fundとして設けられ,53年 10月に国連児童基金と改称された (略称 UNICEFはそのまま) 。

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知恵蔵2015の解説

国連児童基金

第2次世界大戦で荒廃した地域の児童に緊急援助を与えるため、国連総会は1946年、国連国際児童緊急基金を設置したが、53年の総会決議でこの機関の常設化を決め、名称も現在のそれに変えた。本部ニューヨーク。途上国児童のために医療や栄養の援助をし、天災や戦災に見舞われた地域の母子に対して緊急援助も行う。財政はすべて各国政府及び民間からの拠出金。2005年度は約27億6200万ドル、うち50%ほどが各国政府から、38%ほどが民間からの寄付。65年にノーベル平和賞。数多くの災害・紛争地域で活動し、03年以来ダルフールでの民族危機が深刻化しているスーダンと隣国チャドでも活発な活動をした。06年7月からのイスラエルによるレバノン攻撃に対しても停戦を訴え、困難な中で一般市民への人道救援活動を試みた。

(最上敏樹 国際基督教大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

こくれん‐じどうききん【国連児童基金】

ユニセフ(UNICEF)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国連児童基金
こくれんじどうききん
United Nations Children's Fund

190以上の国と地域で、子供の生命と健やかな成長を守るために活動している国連機関。略称UNICEF(ユニセフ)。第二次世界大戦後の混乱したヨーロッパと中国における児童の食糧、医薬、衣服の緊急の必要を満たすために、1946年12月11日、国連総会によって設立された国連国際児童緊急基金United Nations International Children's Emergency Fundが母体である。同機関はその頭文字をとってユニセフとよばれる暫定機関であったが、1953年に国連総会はこれを常設機関とすることを決議し、ユニセフの略称はそのままで、名称から「国際」と「緊急」を外し、国連児童基金と改称した。この間、活動の中心も何百万人に及ぶ途上国の児童の栄養不良・病気・低識字率の問題に移り、長期的児童養護計画への援助を行うようになった。
 ユニセフはその活動の指導原則として、国連総会が1959年11月20日に採択した「国連児童権利宣言」を掲げており、同宣言に具体化された基本的権利をすべての児童が享有する機会の実現を目標としている。1989年に子どもの権利条約が採択されてからは、これを支持している。また2000年に採択された国連ミレニアム宣言をもとにまとめられた「ミレニアム開発目標」の実現に向かって、働きかけている。ユニセフの途上国に対する協力は、児童養護サービスの計画や拡大への援助、職員の教育・訓練の強化のための基金の提供、教科書用の紙・医薬品・清水ポンプなどの必需物資・施設の援助など多岐にわたっている。1976年には医療・栄養・教育のもっとも基本的サービスさえ欠いている児童のために「基礎的サービス戦略」が採択された。長期的計画に対する援助のほかに、災害・内乱・感染症発生などの緊急時に母子に対する救済措置がとられる。ユニセフの活動資金の3分の2は各国政府からの自発的醵金(きょきん)で、残りは民間の寄付、ユニセフのクリスマス・カードの売上げなどでまかなわれている。本部はニューヨーク。ジュネーブにヨーロッパ本部があるほか、コペンハーゲンに供給センター、フィレンツェに研究所、ブリュッセル(対西欧)と東京(対日本・韓国)に資金調達および政策決定者の連絡を行う事務所がある。そのほかに、中・東欧および独立国家共同体、東アジア・太平洋、南アジア、東部・南部アフリカ、中東・北アフリカ、米州・カリブ海諸国、西部・中部アフリカの世界7地域に地域事務所が置かれ、さらに各国に現地ユニセフ事務所がある。1965年にノーベル平和賞を受賞した。[芹田健太郎]

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