デジタル大辞泉 「ローモンド湖」の意味・読み・例文・類語 ローモンド‐こ【ローモンド湖】 《Loch Lomond》英国スコットランド西部の湖。グラスゴーの北郊にあり、グレートブリテン島最大の面積をもつ。南北に長く、長さ39キロメートル、幅8キロメートル。ハイランド地方南西部の観光地の一つとして知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ローモンド湖」の意味・わかりやすい解説 ローモンド[湖]Loch Lomond イギリス,スコットランド中央西部,ストラスクライド州とセントラル州の境界にある湖。長さ39km,幅1~8kmで南北に細長く延び,面積は71km2とグレート・ブリテン島で最大。湖面標高8.2m,最深190m。東岸にあるベン・ローモンド(973m)をはじめ高い山地で周囲を囲まれ,湖水はおもに西・北岸から流入し,南のリーバン川からクライド湾へ排出する。南部の幅が広がった湖面には約30の島々が点在し,古城もある。風光に富むので民謡や詩にもたびたび詠まれ,またグラスゴーに近いため観光地となっている。湖水はスコットランド中部の工業・都市用水としても重要である。執筆者:長谷川 孝治 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
世界の観光地名がわかる事典 「ローモンド湖」の解説 ローモンドこ【ローモンド湖】 イギリスのスコットランド南西部、グラスゴー(Glasgow)の北23kmのハイランド南部に位置する、長さ39km、幅8km、面積71km2の、山に囲まれた美しい淡水湖。面積はスコットランドの湖沼の中で最大である。湖上にはたくさんの小島があり、東岸には同国最大規模の淡水源となっている山・ベンローモンド(標高974m)がそびえ、西岸にはスコティッシュオープンなどの国際大会で知られるロッホローモンドゴルフクラブがある。また、水鳥が生息していて、ラムサール条約登録地となっている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ローモンド湖」の意味・わかりやすい解説 ローモンド湖ろーもんどこLoch Lomond イギリス、スコットランド西部、グラスゴーの北郊にある氷河湖。南北に長く、長さ39キロメートル、最大幅8キロメートル、面積71平方キロメートルで、グレート・ブリテン島最大の湖である。湖面標高6メートル、最大水深199メートル。ハイランド地方南西部の観光地で、古城の残る小島が点在し、民謡にも歌われている。[小池一之] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by