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アオオサムシ Apotomopterus insulicola

世界大百科事典 第2版の解説

アオオサムシ【Apotomopterus insulicola】

甲虫目オサムシ科の昆虫(イラスト)。日本特産で近畿地方以北の本州に分布し,関東・中部地方から東北地方にかけてふつうに見られる。体と脚は黒色であるが,背面は金緑色の光沢があり,ときには赤銅色体長25~32mm。夜間,昆虫を含む小動物を捕食するが,とくにミミズを好んで食べる。成虫で越冬し,4月ごろから出現する。春から夏にかけて土中産卵孵化(ふか)した幼虫は成虫と同様に地上を歩き回り,小動物を捕食する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アオオサムシ
あおおさむし / 青歩行虫
[学]Carabus (Ohomopterus) insulicola

昆虫綱甲虫目オサムシ科に属する昆虫。本州中部から北部に分布する代表的オサムシ。体長25~33ミリメートル。体は黒いが背部は金属緑色に光る。越冬した成虫は4~5月から現れ、おもに夜間に活動してミミズなど捕食し、幼虫も夜行性で肉食。房総半島に産するものは背面が暗赤銅色を帯びる。名古屋付近に産するものは銅色を帯び、亜種である。北陸地方から近畿地方の北部、東海地方東部、紀伊半島南東部には、小形で脛節(けいせつ)が赤褐色で、背面が銅色か黒色の亜種が分布する。[中根猛彦]

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