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アガト Agatho

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アガト
Agatho

[生]577頃. シチリア
[没]681.1.10. ローマ
シチリア(→シチリア島)出身の第79代教皇在位 678~681)。聖人。ラテン語ギリシア語に精通。ヨークの司教ウィルフリドが不当に罷免されたとして復職させた。また,自治独立を目指していたラベンナの総督テオドシウスを服従させた。680~681年に開催された第3回コンスタンチノープル公会議では教皇使節を派遣し,キリスト両意説(キリストは神人両性に従って二つの意志と働きをもつとする説)を主張。これが受け入れられ,キリスト単意説は異端とされた。さらにビザンチン皇帝コンスタンチヌス4世(在位 668~685)を説得し,それまで新教皇登位の際に課されていた税金を廃止させた。在位中,ローマ教会と東方教会の関係は改善された。ローマでペストが猛威をふるった時期に死去。祝日は 1月10日。

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