アッケルマン(その他表記)Ackermann, Konrad Ernst

デジタル大辞泉 「アッケルマン」の意味・読み・例文・類語

アッケルマン(Akkerman/Аккерман)

ビルホロドドニストロフスキー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アッケルマン」の意味・わかりやすい解説

アッケルマン
Ackermann, Konrad Ernst

[生]1710.2.1. シュベリン
[没]1771.11.13. ハンブルク
ドイツの俳優。ドイツ近代劇の先駆者の一人。初めシェーネマン一座に属していたが,やがて妻ゾフィーとともに劇団を結成し,フランス喜劇の翻案などをもって巡業。 1764年,人気の絶頂にあった H.エクホフや妻の先夫との間にできた子 F.L.シュレーダーを一座に迎えて,ハンブルク国民劇場を中心に活躍。レッシングの『ハンブルクの演劇論』は彼の演技に負うところが多い。当り役モリエールの『タルチュフ』のオルゴンや『守銭奴』のアルパゴン,レッシングの『ミンナ・フォン・ベルンヘルム』の曹長など。アッケルマンの没後,劇団はシュレーダーが引継いだ。

アッケルマン
Ackermann, Louise-Victorine

[生]1813.11.30. パリ
[没]1890.8.2. ニース
フランスの女流詩人。旧姓 Choquet。少女時代,ボルテールビュフォンバイロンゲーテなどを愛読。ドイツに遊学,同地で 1844年 P.プルードンの友人ポール・アッケルマンと結婚。 46年夫の死にあいニースに隠棲,読書と詩作に生きる。『第一詩集』 Premières poésies (1863) ,『哲学詩集』 Poésies philosophiques (72) のほか,自伝『孤独な女の思索』 Pensées d'une solitaire (83) がある。ペシミズムに貫かれたその作品は,女流作家としては特異なものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android