コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アニー・ホール

2件 の用語解説(アニー・ホールの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉プラスの解説

アニー・ホール

1977年製作のアメリカ映画。原題《Annie Hall》。監督・主演したウディ・アレンの代表作のひとつ。共演:ダイアンキートントニー・ロバーツ、クリストファー・ウォーケンほか。第50回米国アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞(ダイアン・キートン)、脚本賞受賞。第31回英国アカデミー賞作品賞受賞。

出典|小学館
デジタル大辞泉プラスについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アニー・ホール
あにーほーる
Annie Hall

アメリカ映画。監督ウディ・アレン。1977年作品。しばしばフランスヌーベル・バーグ作家主義の流れをくむアメリカ映画界の“Auteur”(映画作家)とも称されるウディ・アレンの作家性を世に知らしめた出世作。アレンが監督、主演、脚本、編集、キャスティングと、作品のほとんどの構成要素を占めている。作品内に自伝的な自己投影を行い、自身が主演し、そして自らが抱える精神的苦悩や人間関係を疑似的にドキュメントしたものが物語の基盤となっている。作品を通して、過去の出来事や取り留めのない日常的なやりとりなどのドキュメント仕立てシーンが続き、アルビー(ウディ・アレン)とアニー(ダイアン・キートンDiane Keaton、1946― )との二人の揺れ動く恋愛関係の全体像が徐々に明らかとなる。無声映画のように字幕を使って登場人物の心の叫びを可視化したり、突然画面を二分割して、離れた複数の位置空間を同時進行させたりと、あらゆる方法でこれまでの伝統的な映画的文法や概念を打ち破ってみせている。また、ニューヨークなどの大都市を舞台に、厳粛なドラマシニカルコメディ要素を組み合わせた物語構成は、後のロマンティック・コメディ様式の先駆けともいえる前衛的な作品である。1977年、アカデミー作品賞、監督賞など4部門受賞。1978年(昭和53)日本公開。[堤龍一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

アニー・ホールの関連キーワード磁鉄鉱系列永江智明松崎しげるボクまろ三元触媒システム冤罪恐怖映画社会科教育人力飛行機死の棘

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

アニー・ホールの関連情報