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アルカリ土 アルカリど alkali soil

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルカリ土
アルカリど
alkali soil

表層に若干の有機物を含み,ナトリウム塩類の集積物が炭酸石灰との間に複合反応した結果炭酸ナトリウムが生成され,強いアルカリ性 (pH8.5~11) を示す土壌。乾燥ないし半湿潤地帯内の局部的な排水不良の凹地にみられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アルカリ土
あるかりど
alkali soil

塩類土壌(ソロンチャク)が地下水位の低下に伴う排水良好化や、気候の湿潤化による環境変化によって、強アルカリ性(pH8.5~9)に変わった土壌。これは浸透水による溶脱作用のもとで、炭酸ナトリウムが溶解し、一時的に水酸化ナトリウムが生ずるからである。ロシアではこの段階の土壌をソロネッツとよんでいる。土壌学的にはこの変化をソロネッツ化作用またはアルカリ化作用という。変化がさらに持続すればナトリウム塩は完全に失われ、土壌は中性に戻って湿潤地の土壌となる。ここまで変化した土壌はロシアではソロチ(ソロッド)とよぶ。塩類土、アルカリ土は、日本のような湿潤気候下ではみられない土壌である。植物の生育にとってはきわめて不適当で、乾燥地帯の農業開発を阻害する大きな要因をなしている。[浅海重夫]

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