アンティミスム(英語表記)intimisme

精選版 日本国語大辞典 「アンティミスム」の意味・読み・例文・類語

アンティミスム

〘名〙 (intimisme) 二〇世紀の初期フランスでさかんになった画風ボナールやビヤールに代表され、室内母子像など日常的で身近な題材を親しみ深くなごやかな雰囲気で描く。

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デジタル大辞泉 「アンティミスム」の意味・読み・例文・類語

アンティミスム(〈フランス〉intimisme)

《「アンチミスム」とも》20世紀の初期にフランスでさかんになった画風。室内・母子像など日常的で身近な題材を親しみ深くなごやかな雰囲気で描く。 ボナールやビヤールが代表。

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百科事典マイペディア 「アンティミスム」の意味・わかりやすい解説

アンティミスム

親密な心情基調とする芸術傾向。室内などの身近な生活主題を求め,つつましやかに素直に愛情をこめて表現する態度を意味する。ナビ派ビュイヤールボナールの芸術は特にこの傾向をもつ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンティミスム」の意味・わかりやすい解説

アンティミスム
intimisme

絵画用語。室内,静物,日常風俗など親しみ深い (アンティーム) 題材を描く画風。印象派にもみられるが,特に,19世紀末,20世紀初めに,ナビ派,P.ボナール,É.ビュイヤールの制作傾向をさすために用いられる。

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