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アンドン(安東)市 アンドンAndong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アンドン(安東)〔市〕
アンドン
Andong

大韓民国(韓国),キョンサンプク(慶尚北)道の中部にある市。テベク(太白)山脈の西に続く丘陵地に開けたヨンナム(嶺南)盆地にあり,ナクトン(洛東)江に臨む。農産物の集散地として発達し,高麗末に都護府となった。李氏朝鮮(→朝鮮王朝)では都護府あるいは観察府が置かれ,ヨンナム地方北部の行政中心地であった。また李朝中期には李退渓柳成龍など著名な儒学者を輩出し,嶺南学派の中心地となった。朝鮮戦争で被害を受けたが,古都の面影を残し,屏山書院,陶山書院などがある。アンドン焼酎を特産する。安東金氏は李朝の哲宗(在位 1849~63)の代などに実権を握ったことで知られる。ハフェ(河回)村には 14~15世紀の住宅様式が残されており,キョンジュ(慶州)市のヤンドン(良洞)村とともに歴史的村落として 2010年世界遺産の文化遺産に登録された。またハフェ村には正月神事に用いられた河回仮面が伝わる。チュンアン(中央)鉄道が通る。面積 1520km2。人口 16万8718(2008推計)。

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