アーカンソー(英語表記)Arkansas

翻訳|Arkansas

大辞林 第三版の解説

アメリカ合衆国の南部の州。林業・綿花栽培が盛ん。ボーキサイトを産出。州都リトルロック。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アメリカ合衆国、中南部。面積13万7539平方キロメートル、人口267万3400(2000年国勢調査速報値)。北はミズーリ州と、東はミシシッピ川を挟んでテネシー州およびミシシッピ州と、南はルイジアナ州と、西はテキサス州およびオクラホマ州と、それぞれ接する。州都はリトル・ロック。その他の主要都市としては、フォート・スミス、ノース・リトル・ロック、パイン・ブラフ、ホット・スプリングズ、ウェスト・メンフィスなどがある。州の北部と西部は、オザーク台地、ボストン山脈、ウォシト山脈からなり、南部は低地、東部は扇状地である。アーカンザス川がオザーク台地とウォシト山脈の間を南東に流れ、ミシシッピ川に合流する。気候は暑い夏と温暖な冬が特色で、リトル・ロックでは7月の平均気温は27℃、1月の平均気温は4.8℃、年降水量は1232ミリメートルである。
 19世紀には主要な綿花生産地であったが、20世紀になって農業も多様化し、農業生産額では大豆、綿花、米、家禽(かきん)、肉牛、酪農製品の順である。鉱業は、石油、ボーキサイト、天然ガスの採掘が行われる。州の約60%が森林に覆われており、製材所、製紙工場が多い。食品加工、電気機械部品、家具などがおもな工業生産物である。最近、化学工業も発展している。
 アーカンソーに初めて到達した白人は1541年、スペイン人のデ・ソトde Sotoであったが、その後、フランス人の探検と定住地の建設により、フランス領土となった。1803年、合衆国のルイジアナ購入によって合衆国領土となり、1836年に合衆国25番目の州となった。1861年の南北戦争勃発(ぼっぱつ)後、連邦から脱退し、南部連合に加入した。南北戦争後の復興期には、教育の普及と鉄道の建設が進み、奴隷制度に基づいた古いプランテーション制度は、分益小作制度に変化した。オザーク台地には独特な習慣、技術、迷信をもった山地民俗が残っている。[菅野峰明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

(Arkansas) アメリカ合衆国中南部、ミシシッピ川西岸の州。州都リトルロック。一八三六年に二五番目の州として編入。

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