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イソフタル酸 イソフタルさん isophthalic acid

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イソフタル酸
イソフタルさん
isophthalic acid

フタル酸のメタ異性体。ベンゼン-1,3-ジカルボン酸ともいう。無色の針状晶で,融点 345~348℃。石油化学において混合キシレンの酸化により大量に生産される。可塑剤や合成樹脂 (アルキド樹脂ポリエステルポリアミド) の原料として使われる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イソフタル酸
いそふたるさん
isophthalic acid

芳香族ジカルボン酸の一種。m(メタ)‐ベンゼンジカルボン酸ともいう。m‐キシレンを酸化すると生成する。
 無色の結晶。酢酸、アセトン、エタノール(エチルアルコール)などに溶けるが、炭化水素溶媒にはほとんど溶けない。酸性を示し、種々の金属と塩をつくるほか、硫酸の存在下で種々のアルコールと反応してジエステルを生成する。ポリエステルの改質材、耐熱性高分子の原料として用いられる。[廣田 穰]

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世界大百科事典内のイソフタル酸の言及

【フタル酸】より

ベンゼン環に2個のカルボキシル基をもつ芳香族ジカルボン酸で,o‐,m‐,p‐の3種の異性体がある。通常フタル酸といえばo‐体をさし,m‐体はイソフタル酸isophthalic acid,p‐体はテレフタル酸terephthalic acidと呼ばれる。
[フタル酸]
 融点191℃(封管中)の無色の結晶で,融点付近で脱水されて無水フタル酸を生じる。…

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