日本大百科全書(ニッポニカ) 「イヌイ」の意味・わかりやすい解説 イヌイいぬい / 犬藺[学] Juncus fauriei Lév. et VaniotJuncus yokoscensis (Fr. et Sav.) Satake イグサ科(APG分類:イグサ科)の多年草。地下茎は横に伸び、節間が長く、まばらに地下茎を立てる。茎は平たくてねじれる性質があるのでヒライともネジレイともいう。花は数個から十数個、花被片(かひへん)は黒褐色。海岸の砂質の湿地や平地に生え、北海道、本州、九州、千島、樺太(からふと)(サハリン)に分布する。[清水建美 2019年7月19日] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
日本の企業がわかる事典2014-2015 「イヌイ」の解説 イヌイ 正式社名「イヌイ株式会社」。英文社名「Inui Corporation」。卸売業。大正6年(1917)「株式会社乾卯商店」設立。昭和19年(1944)「乾卯薬品工業株式会社」に改称。同62年(1987)現在の社名に変更。本社は大阪市中央区道修町。化学品専門商社。前身は安政2年(1855)創業の薬種商。主力は工業薬品。ほかに接着剤・塗料など。製造部門も併営。 出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報