インターホン(読み)いんたーほん(その他表記)interphone

翻訳|interphone

日本大百科全書(ニッポニカ) 「インターホン」の意味・わかりやすい解説

インターホン
いんたーほん
interphone

構内連絡専用の通信設備。親機、子機、制御機などの機器が専用配線で接続されている。各機器は、情報の発信、伝送処理、受信機能をもつ。基本機能は呼出し通話であるが、カラー映像機能、セキュリティ警報機能や外部通報機能など、さまざまな機能があり、音声から映像・制御データまで多様なデータを通信する。テレビドアホン(モニターつきインターホン)、集合住宅用インターホン、ナースコールインターホンなどがある。住宅用のものは防犯のために設置することが多く、自宅のどこにいても来訪者が確認できるモニターつきワイヤレス子機や、録画機能をもつものなどもある。

[市川紀充]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「インターホン」の意味・わかりやすい解説

インターホン

交換台を通さず,同一建物内の各室間などの連絡に用いられる有線電話装置。スピーカーをマイクロホン兼用とし,押ボタン操作により送話受話を切り換える方式が一般的。身近な例では,玄関先に設けたインターホンを通し,屋内居間・マンション室内で外部来訪者の用件を聞くなどに使用

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「インターホン」の解説

インターホン【interphone】

玄関と室内、部屋と部屋などで通話を行うための電話装置。NTTなどの外線と接続しない私設のものをさす。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

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