イースター[島](読み)イースター

百科事典マイペディア 「イースター[島]」の意味・わかりやすい解説

イースター[島]【イースター】

南東太平洋,南緯27度,西経109度にあるチリ領の孤島。名は1722年復活祭の日にオランダ人ロッヘフェーンが到達したことにちなむ。ラパ・ニュイRapa Nui島ともいう。火山島樹木がなく牧羊地となっている。ポリネシア系かメラネシア系か未知の先住民の人面巨石像(モアイ),石碑などの遺跡や未解読の文字で知られ,遺跡保存のため国立公園に指定されている。1995年,日本の民間協力でモアイ像の修復工事が行われた。1995年世界文化遺産に登録。
→関連項目ポリネシア

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android