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ウィーデマン Wiedemann, Gustav Heinrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウィーデマン
Wiedemann, Gustav Heinrich

[生]1826.10.2. ベルリン
[没]1899.3.23. ライプチヒ
ドイツの物理学者。 1847年ベルリン大学で学位取得。同大学講師を経て,スイスのバーゼル大学物理学教授 (1854) 。 63年帰国とともに,ブラウンシュワイク,カルルスルーエ各大学教授を経て,ライプチヒ大学の初代物理化学教授。また J.ポッゲンドルフのあとをうけて『物理学・化学年報』 Annalen der Physik und Chemieの編集にも活躍。電磁気現象を研究し,53年に R.フランツとともに金属の熱伝導度と電気伝導度の関係 (→ウィーデマン=フランツの法則 ) を見出した。

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百科事典マイペディアの解説

ウィーデマン

ドイツの物理学者。バーゼル,ブラウンシュワイクカールスルーエライプチヒ各大学教授を歴任。電磁気現象を研究。1853年R.フランツとともに〈金属の熱伝導率と電気伝導率の比は同一温度ではすべての金属について同じ値をもつ〉というウィーデマン・フランツの法則を発見。

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世界大百科事典 第2版の解説

ウィーデマン【Gustav Heinrich Wiedemann】

1826‐99
ドイツの物理学者。ベルリンの生れ。1844‐47年ベルリン大学でH.G.マグヌスの下で自然哲学を学び,54年スイスのバーゼル大学教授となる。その後カールスルーエ工科大学などの教授を経て,71年にはライプチヒ大学においてドイツ最初の物理化学教授職についた。1853年フランツRudolph Franz(1827‐1901)と共同で,金属の熱伝導度と電気伝導度との比は同一温度においては金属の種類によらず一定であるというウィーデマン=フランツの法則を発見,またJ.C.ポッゲンドルフの後を継いで《物理学および化学年報》の編集を行ったほか,19世紀の電磁気学に関する集大成《ガルバーニ電気学》《電気学》を著した。

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大辞林 第三版の解説

ウィーデマン【Gustav Heinrich Wiedemann】

1826~1899) ドイツの物理学者。電気と磁気の現象を研究し、1853年、フランツ(R. Franz)とともに金属の熱伝導率と電気伝導率との関係を示すウィーデマン-フランツの法則を発見。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウィーデマン
うぃーでまん
Gustav Heinrich Wiedemann
(1826―1899)

ドイツの物理学者、化学者。幼少年期に父母と死別、祖父母に引き取られた。ベルリン大学に学ぶ。1853年、電流ならびに温度の測定器械の改良に努めて、同一温度ではすべての金属の熱伝導率と電気伝導率の比は等しくなるという、ウィーデマン‐フランツの法則を発見した。これはのちに金属電子論により理論的に跡づけられた。1861~1863年には教科書『ガルバーニ電気学』Die Lehre vom Galvanismusを公刊、電磁気学の発展に貢献した。また溶液の浸透圧、各種の塩の蒸気圧などの物理化学的研究にも多大な成果をあげた。バーゼル、ブラウンシュワイク、カールスルーエの各大学を経て、1871年ライプツィヒ大学教授。科学学術雑誌『Annalen der Physik und Chemie』の編集者でもあった。[兵藤友博]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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