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ウマル2世 ウマルにせい`Umar ibn `Abd al-`Azīz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウマル2世
ウマルにせい
`Umar ibn `Abd al-`Azīz

[生]682/683. メジナ
[没]720. アレッポ近郊
ウマイヤ朝第8代のカリフ (在位 717~720) 。ウマイヤ朝の歴代カリフ中,イスラムの信仰に厚い唯一のカリフとして知られる。イスラムの原理に忠実であろうとした彼は,無益な拡大戦争をやめると同時に,アラブであろうと非アラブであろうと,民族の帰属を問わず,ムスリムであれば平等の権利と義務を有するとし,この信条に従って有名な税制改革を断行した。しかし,これはあまりに急進的な改革であったために,結果的には失敗し,ウマイヤ朝の国家財政はいよいよ逼迫していった。

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