ウラル川(読み)うらるがわ(英語表記)Урал/Ural

日本大百科全書(ニッポニカ)「ウラル川」の解説

ウラル川
うらるがわ
Урал/Ural

ロシア連邦とカザフスタン共和国を流れる。ロシアのウラル山脈南東部ウラルタウ山脈に発して南流し、オルスク付近で西流してカザフスタンに入り、オラル(旧ウラリスク)より南流してアティラウ(旧グリエフ)付近でカスピ海に注ぐ。長さ2428キロメートル、流域面積23万7000平方キロメートル。11月から3、4月まで結氷し、また春の融氷期に年間総流量(12.5万立方キロメートル)の80%が流れるため、しばしば氾濫(はんらん)する。上流部のロシアのマグニトゴルスクなどにダムがあり、カザフスタン領の下流部は広い河成平野をつくっている。アティラウ―オラル間が航行可能。流域は乾燥地域で、中流部では河水が灌漑(かんがい)農業に使われる。

[熊木洋太]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ウラル川」の解説

ウラル川
ウラルがわ
reka Ural

中央アジア,ロシア南西部とカザフスタン西部を流れる川。 1775年までヤイク Yaik川。全長 2428km。流域面積 21万 9900km2。ロシアのウラル山脈南部,ウラルタウ山脈に発し,南流,西流したのちカザフスタンのウラリスクで再び流路を変え,カスピ海沿岸低地を南流してアトゥラウカスピ海に注ぐ。河口に大きな三角州を形成。中流域,下流域は乾燥低地であるが,河水を灌漑用水として利用し,穀物飼料作物などが栽培される。 11月から3~4月まで結氷。沿岸主要都市はウラリスク,アトゥラウのほかにロシアのマグニトゴルスク,オルスク,オレンブルグ。河口からウラリスクまで航行可能。

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精選版 日本国語大辞典「ウラル川」の解説

ウラル‐がわ ‥がは【ウラル川】

ロシア連邦西部、ウラル山脈の南部に源を発し、カスピ海に注ぐ川。

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