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ウルファ Urfa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウルファ
Urfa

トルコ南東部の都市で,同名県の県都シリアとの国境に近く,三方を石灰岩の丘陵に取囲まれた肥沃なハラン平野に位置し,アナトリアから北部メソポタミアにいたる古代からの街道が通る戦略的要衝である。前2千年紀には,おそらくフルリ人の主要な町であり,前3世紀に再建され,エデッサと呼ばれてシリア文化の中心として発展した。 638年頃アラブに占領され,1637年にオスマン帝国領となった。農産物と畜産物を集散する。人口 27万 6528 (1990) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ウルファ【Urfa】

トルコ南東部,シリア国境に近い都市で,同名県の県都。人口36万(1994),都市域人口69万(1994)。古名はエデッサEdessa。歴史は古く,アナトリアとメソポタミア地方を結ぶ通商都市として栄え,前333年アレクサンドロス大王の征服をはじめ,諸民族の係争の地となった。2世紀ごろから単性論派,ネストリウス派ら東方キリスト教諸派の中心地となった。十字軍にも占領されたが(1098),1637年オスマン帝国領となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウルファ
うるふぁ
Urfa

トルコの小アジア半島南東部、シリアとの国境近くにある都市。ウルファ県の県都。シャンルウルファともいう。メソポタミア平原の北端部に位置する。人口38万5588(2000)。陸上交通の要衝で、小麦、大麦などの農産物を集散する。古くはエデッサEdessaとよばれ、紀元前にさかのぼる歴史をもつ。キリスト教の布教の中心になってのち、639年にはアラブに占領された。11世紀に十字軍に支配されるが、1144年にはふたたびイスラム化された。1637年以降トルコ領となった。背後の丘には十字軍の城跡がある。近年、大規模な水利灌漑(かんがい)事業が周辺地域で進められている。[末尾至行]

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