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ウルル Uluru; Ayers Rock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウルル
Uluru; Ayers Rock

オーストラリア,ノーザンテリトリーの南部に位置するアリススプリングズの南西約 350kmにある岩山。世界で2番目に大きい単一の岩石からなり,付近の標高約 500mの平坦面 (プラヤ) から比高 335m (標高 868m) ,周囲約 9.4km。地殻変動と侵食によって形成された。アボリジニ (オーストラリア先住民 ) の聖地で,ふもとには洞窟があり,アボリジニの先祖が描いた壁画が残る。日の出から日没までの太陽の移動に伴いさまざまな色に変化する山肌は神秘的で美しい。西方約 32kmにも同様のオルガ山があり,ともにウルル・カタジュタ国立公園に属する。 1872年アーネスト・ジャイルによって発見されエアーズロックと命名されたが,1985年周辺の国立公園とともにアボリジニに返還され,その後正式名称はウルルとなった。アボリジニはオーストラリア政府と同国立公園の 99年間の賃貸借契約を結んだ。 (→世界遺産 )

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デジタル大辞泉の解説

ウルル(Uluru)

オーストラリアのほぼ中央、ノーザンテリトリー南西部にある岩山。高さ335メートル、周囲約10キロメートルの一枚岩で、表面は赤味を帯びる。ウルルカタジュタ国立公園内にあり、アボリジニーの聖地とされる。同公園は1987年に世界遺産(複合遺産)に登録された。エアーズロック。
[補説]ウルルはアボリジニーによる名称。エアーズロックは、英国植民地時代に総督を務めたヘンリー=エアーズにちなんでつけられた名称。

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知恵蔵miniの解説

ウルル

オーストラリアのノーザンテリトリー南西部にある岩山。比高335メートル(標高868メートル)、周囲約9.4キロメートルの一枚岩で、岩肌には独特の赤みがある。ウルル=カタ・ジュタ国立公園内に位置し、先住民アボリジニの聖地として知られる。1873年にイギリスの探検家によって発見され、当時の南オーストラリア州総督ヘンリー・エアーズにちなんで「エアーズロック」と命名された。1985年、周辺の国立公園とともにアボリジニに返還され、その後、伝統的な呼び名である「ウルル」が正式名称となる。87年にはウルル=カタ・ジュタ国立公園がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産に登録された。アボリジニの意向などを受け、2019年10月26日より登山禁止となることが決定している。

(2017-11-7)

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